井の頭公園でドロップキックした思い出

東京はもう桜が満開らしいですね。

俺も早く花見に行きたいなあ。

去年は井の頭公園に行ったけど、今年は叶いそうにない。

代わりに花見山には行けそうだけど。

井の頭公園は、これまで軽く300回以上は行った思い出の公園だ。 

(もしかしたら500回以上行ったかも) 

特に、昔とある事件でJKを懲らしめようとした時、 
そのJKが学生証を池に投げやがったこと思い出した。 

JKって常任監査役じゃないですよ。

じょしこーせいです。念のため。


当時の彼女と夜の井の頭公園でレジャーシートを広げて花見してたら、 
どこからかシートの真ん中に缶ビール投げつけられた。 

しかも中身が入っていて、シートはもちろん彼女の手作り弁当にもビールがかかった。 

嬌声あげて逃げて行くカップル。 

暗がりと人ごみで見づらかったが、冷静に行方を目視。 
奴らは逃げ切ったと安心したのか、 
公園奥の橋を渡ったところで足を緩めた。 

ロックオン! 俺は追跡開始。 
人着だいたい分かっていたので、気付かれないように近づく。 

射程圏内に捕捉。自分よりずっと若い、多分高校生。 
弱きをくじくペガサス降臨。 

完全に油断して背中を見せていた男の背中に、 
ドロップキックお見舞い! 
地面に崩れ落ちる男。 
こちらを見て、即座に土下座。連れの女悲鳴。 

生まれて初めてドロップキックお見舞いしてスカッとしたので、

俺の彼女に謝れば許してやることにする。 

彼女の待つシートまでそいつらを連れ戻し、謝らせた。 
その頃にはもう怒りは鎮まってたけど、 
「未成年だろ、ビール飲んでいいのか!?交番(公園内にある)行くか?」 
って説教したら、女が池に何か投げた。 

放免した後、その何かを池から手繰り寄せたら、 
杉並区の某高校の学生証だった。 

以上ノンフィクション。 
私が血気盛んな若かりし頃のお話でした。 

おしまい